はじめに
この公募展は和装振興事業として、一般社団法人京都産業会館が2012年から取り組んでいるものです。新型コロナによって2019年から中断していましたが、今年2023年多くの関係団体皆様方のご協力によって再開することができました。対象は京都市内に立地する大学等に在籍する学生さんで、きものや帯の斬新なデザインを広く公募するものです。
京都の基幹産業であり、京都の文化を支えてきた和装産業の理解を深めてもらい、同時にその振興を図ることを目的としております。さらに「大学のまち京都・学生のまち京都」の推進に寄与し、まち全体の活性化に少しでもつながればと考えております。
<審査基準>
若いフレッシュな感性と現代感覚が発揮された作品で、きもの・帯の機能性を考慮しつつ、見て美しく着用したときに美しく見えるデザインであること。
<審査員>
■審査委員長[実行委員長兼務]
森口 邦彦 染色家、重要無形文化財(友禅)保持者
■副審査委員長[副実行委員長兼務]
川口 凱正 公益社団法人京都デザイン協会 副理事長
野崎 邦雄 元京都市染織試験場 機織部長
■審査委員[実行委員兼務]
山口 薫 京都市産業観光局クリエイティブ産業振興室長
比嘉 明子 地方独立行政法人京都市産業技術研究所
知恵産業融合センター・知恵産業推進グループ長
梅垣 純 京都商工会議所 産業振興部次長
細尾 真生 京都織物卸商業組合 副理事長
大槻ゆづる 西陣織工業組合 常務理事
谷口 尚之 京友禅協同組合連合会 副理事長
野瀬 守弘 京都染織青年団体協議会 会長
■審査委員
辻 敦士 近畿経済産業局 産業部製造産業課長
生田 ゆき 文化庁 文化財文化財調査官
森田りえ子 日本画家
房本 伸也 一般社団法人京都産業会館 理事
<審査会>
2023年(令和5年)11月27日(月)
京都産業会館ホール北室(京都経済センター2階
<募集の概要>
■募集作品
「きもの」、「帯」どちらかのデザイン画【出品料無料】
オリジナルであり、技法は問わない。
■賞
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最優秀賞「京都市長賞」 1点
賞状と奨励金20万円を授与、さらに受賞デザイン画をもとに制作した「きもの又は帯」を副賞として贈呈(展示公開の終了後)
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優秀賞(各賞1点) 8点
賞状と奨励金2万円を授与
近畿経済産業局長賞、京都商工会議所会頭賞、京都織物卸商業組合理事長賞、西陣織工業組合理事長賞、京友禅協同組合連合会理事長賞、京都新聞賞、公益社団法人京都デザイン協会理事長賞、NHK京都放送局賞
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入選 約30点(最優秀1点、優秀賞8点を含む)
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■応募資格
国籍を問わず、京都市内にキャンパスを置く学校(大学院、大学、短期大学、専門学校)に在籍する個人で、年齢は満18歳以上とします。