《若冲好み葡萄酒ラベル》

「ラベルデザイン展」


本郷 大田子/Taidensi Hongo


赤 白
若冲の画風に衝撃を受け感銘を受けない人はいないと言って過言でない。青物問屋後断者であっても仏教に引き寄せられていた若冲は、相国寺の僧、大豊との接触でより強められ傾斜し頭を剃り肉食を避けひたすら禁欲僧のような生活を守ったと言われている。しかし、仏教には欠かせない『書』が若冲の中に無い、これはとても不思議に思える。そこで、若冲好みの字として、『赤』と『白』を表してみた。もちろん単純明解、赤ワイン白ワイン若冲好みである。