「京都デザイン賞」の入選作品は、2009年度の第1回以来、京都の伝統と文化を守りながら、新たなデザイン手法を用いて、新しい京都のデザイン創出を図る作品を発見、顕彰、そしてその良さを広報し、流通に載せる一助を担うことを目的として公募し、応募された作品の中から、審査により厳選された作品です。
 

京都産業のデザイン開発力の向上と、京都ブランド商品の普及啓蒙をめざして、平成元年度（1989年）新規施策として「Made in KYOTO ベストデザイン商品選定事業」を実施しました。
この事業は、実際に市場に流通している京都商品を対象に優れたデザインの商品を選定するものです。
 

2000年、京都優品も10年の節目を迎えました。その集大成として、それらを生み出した企業やデザイナーにスポットを当て、ものづくりのバイブルとして、後の世代にまで伝える読本を企画しました。京都が誇るものづくりのプロたちの生の声を紹介し、優れた商品が生まれた背景、まさに京都ならではのものづくりのあり方や方法論をストーリーにしました。オーナーの哲学や創業のエピソードなどを交え、それぞれのものづくりの特長を浮き彫りにしようという試みです。